全国有料老人ホーム協会が令和3年度施設長研修の修了認定者100人を公表

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介護サービスドットコム編集部

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有料老人ホーム等の施設長を対象とした研修を実施している公益社団法人全国有料老人ホーム協会(有老協、東京都中央区)は、令和3年度有老協施設長研修の修了認定者100人の氏名と社名を協会ホームページで公表しました。


有老協は、有料老人ホームの入居者の保護と有料老人ホーム事業の発展に努める内閣府認定の公益社団法人で、入居者生活保証制度の運営、有料老人ホームの入居や苦情に関する相談事業、契約内容の適正化と入居者の保護、職員の資質向上のための研修事業などに取り組んでいます。


施設長研修は、近年介護施設などで虐待事件や介護事故が増加しているなかで、入居者の安心・安全を守るため、確かな福祉観・人間観を持ち、効率的・民主的にホームを管理できる施設長を養成することを目的に、令和元年度に創設された制度です。施設長の実務能力の向上を図るとともに、潜在能力の発揮を目指すとしています。


研修では、標準カリキュラムである①有料老人ホーム事業の理解②高齢者の心身特性の理解と尊厳の確保③施設業務の理解と業務標準化の推進④施設長の役割⑤職員の理解と人材管理の5テーマ、18科目を全て履修します。そのうえで、レポートを提出した受講者に「有老協・施設長研修修了認定証」を交付しています。


昨年実施した有老協施設長研修には168人が参加し、123人に修了認定証を発行しました。さらに、掲載に同意した100人の氏名と社名を協会ホームページで公表しています。


有老協は「業界全体として人手不足が深刻化するなかでも、積極的に研修へ参加させ、職員の教育に力を入れている施設かは、入居を検討している人が、安心して入居できるホームを選択するためのポイントのひとつ」と位置付けて、情報の公開に努めています。
施設長研修修了認定者一覧のサイト:https://www.yurokyo.or.jp/facility_training.php
(公益社団法人全国有料老人ホーム協会のプレスリリースより)

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